初めての猫。出会いは、2018年10月。
- buzen03
- 5月22日
- 読了時間: 2分
更新日:5月24日

出会いは、7年前の2018年10月。深夜の繁華街から、酔い醒ましを兼ねて歩いていた時。
通り慣れた道、歩いていると後ろの方から何やら猫の鳴き声が耳についた。通り過ぎた公園を縄張りとしている猫達か、オフィスビルの低い塀に居る何時もの猫かなと思いながら気にもせず歩いていても鳴き声が止まず。むしろ近づいてくる感じ。通り過ぎた公園からはすでに100m位は過ぎたはず、なのに鳴き声が追ってくる。用心深い野良猫はテリトリーからあまり離れないはずなのに、、、。
気になり足を止めると鳴き声が止んだ!帰ったかなと思い歩き始めると又、泣き始める。今度は足を止め、後ろを振り向いて見た。歩いてきた歩道を見ても猫の姿は見当たらず、ん?ふと車道に目をやると中央線の上に猫の姿が。
深夜でオフィス街付近の為、車は殆ど通らず。たまに通るのは客乗せのタクシー位。それにしても道路の真ん中、轢かれでもしたら可哀相なので近づくも逃げるでもなく中央線の上にうずくまっている。これまで、猫を飼ったことなど無いが、見た感じはおおよそ生後3ヵ月くらいかな。多分公園に居る猫の子か?こんな小さな子猫が100mは優に過ぎているのに何故、泣きながら付いて来たのか。
抱き上げると少し抵抗する仕草。とりあえず歩道へ連れてきて降ろしても、そこにうずくまって逃げようともしない。まあ、帰るだろと思い子猫を気にせず歩き始める、、、と。
また鳴き声が後ろから追ってくる。信号で止まると子猫も止まり鳴き声も止む。信号が変わり歩き始めるとまた、鳴き声と後をついてくる子猫。車の往来は相変わらず無いが再び振り向いた。この一瞬に色々な思いが交錯。生き物は責任が持てないので飼う意志がない事、今度抱き上げたら子猫の命を、、、振り向いて再度子猫を見た瞬間、この命を預かると覚悟を決めた瞬間でもあった。
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